解決までの道のり
ご相談から解決まで、どのように進むのか。何が必要になるのか。先の見通しが立つだけでも、不安は軽くなります。このページでは、解決までの流れと、ご依頼にあたって知っておいていただきたいことをまとめました。
解決までのルートマップ
「裁判になったら、どうなるの?」——心配いりません。
どの段階でも、解決すればそこで終わりです。
ご相談 事務所・オンライン
状況を整理し、見通しと費用をお伝えします(初回無料・30分)。
交渉 裁判所は使いません 目安 1〜3ヶ月
弁護士が代理して話し合います。あなたが相手と直接やりとりする必要はありません。
✓ 多くはここで解決して終了
解決しない場合、事件の種類によってルートが分かれます
主にその他の事件
目安 6ヶ月〜2年
書面のやりとりが中心。裁判所に行くのは主に弁護士で、ご本人の出廷が必要な場面は限られます。
✓ 途中で和解して終了することも多い
主に家事事件
目安 3ヶ月〜1年
調停委員が間に入る話し合い。離婚・遺産分割などは原則ここから始まります。
✓ 合意できれば終了
解決
合意書・調停調書・判決という形で結果が残ります。約束が守られない場合は、強制執行という手段もあります。
※ 交通事故はADRという選択肢がある等、分野によって異なります。ご相談の際に、あなたのケースの道筋をご説明します。
※ 刑事事件は、ここに示した民事の流れとはまったく異なる時間軸で動きます(逮捕から勾留決定まで最長72時間)。刑事事件の流れはこちら →
解決までに必要になること
弁護士に依頼すると、あとはすべてお任せ——とはいかない場面もあります。よりよい解決のために、ご協力いただきたいことがいくつかあります。あらかじめ知っておくと、安心して進められます。
費用のご準備(着手金・実費)
ご依頼時に「着手金」をお預かりします。これは結果にかかわらず必要となる費用で、解決時の「報酬金」とは別のものです。このほか、収入印紙・郵便代・戸籍取得費などの「実費」がかかります。金額は事前に必ずお見積もりし、ご納得いただいてから着手します。
資料・証拠のご用意
契約書、請求書、メールやLINEのやりとり、写真、診断書など、事実を裏づける資料が解決の力になります。「これは関係あるかな」と迷うものも、まずはお持ちください。何が必要かは、弁護士が一緒に整理します。揃っていなくても大丈夫です。
事実関係の確認とご連絡
いつ・何があったかの時系列や、相手とのやりとりの経緯を教えてください。大まかなメモで構いません。進行中は、方針の確認や追加資料のお願いでご連絡することがあります。
時間がかかることへの心づもり
解決までには数ヶ月から、場合によっては年単位の時間がかかることがあります。途中で方針が変わることもありますが、その都度ご説明します。「勝ち負け」だけでなく、あなたが納得できる解決を一緒に目指します。
💡 「これだけは用意しなきゃ」と気負う必要はありません。
手ぶらでのご相談でまったく問題ありません。何が必要かを見極め、足りないものを一緒に揃えていくのも弁護士の仕事です。
分野ごとの詳しい道のり
分野によって、進み方も準備するものも少しずつ異なります。あなたのお悩みに近いものを選んでください。
解決事例
過去にお受けした案件の一部です。(個人情報保護のため属性・金額は一部変更しています)
金銭問題 ・ 貸金返還請求
知人への貸付金を回収。内容証明送付後、交渉で全額解決。
50代男性・左京区。数年前に知人へ100万円を貸したが、「もう少し待って」と言われ続け返済が滞った。直接言い出せず相談。弁護士が内容証明郵便を送付したところ相手が交渉に応じ、分割での全額返済が合意された。 解決までの期間:ご相談から約2〜3ヶ月
金銭問題 ・ 契約トラブル
リフォーム業者が工事を途中放棄。前払い金の返還と損害賠償を実現。
60代女性・左京区。自宅リフォームを依頼し前払い金を支払ったが、業者が途中で連絡を絶った。弁護士が業者と交渉し、前払い金の返還と未完成による損害賠償を請求。訴訟提起をほのめかしたところ業者が応じ、解決金の支払いで合意した。 解決までの期間:ご相談から約3〜4ヶ月
金銭問題 ・ 不当請求への対応
身に覚えのない請求書が届いた。支払義務なしと確認し、解決。
40代男性・京都市内。取引先から多額の損害賠償請求書が突然届き、動揺して相談。弁護士が請求内容を精査したところ、契約上の根拠が乏しく支払義務がないことが判明。弁護士名で反論書を送付し、相手からの請求は撤回された。 解決までの期間:ご相談から約1ヶ月
会社関係 ・ 契約書審査・トラブル予防
取引基本契約書の修正で、代金未払いリスクを事前に排除。
飲食業・京都市内。新規取引先との契約書を顧問弁護士に確認依頼。「損害賠償の上限」「支払条件」の条項に問題があることが判明し、修正を要求。相手方も応じ、自社に有利な条件で契約締結できた。後日、同取引先が経営悪化した際も、早期に代金回収の手を打てた。 解決までの期間:ご相談から約1ヶ月
会社関係 ・ 労務トラブル対応
問題社員の退職について、適切な手順を踏みトラブルなく解決。
サービス業・京都市内。勤務態度に問題のある従業員への対応方法を顧問弁護士に相談。解雇の要件と手順、記録の残し方について事前にアドバイスを受け、適切なプロセスを経て退職合意が成立。労働審判・訴訟に発展することなく解決した。 解決までの期間:ご相談から約2〜3ヶ月
会社関係 ・ 顧問契約のきっかけ
訴訟で痛い目にあった経験から顧問契約。翌年の紛争を事前交渉で解決。
小売業・大阪市内。以前、取引先から突然訴訟を起こされ、弁護士を探すだけで時間と費用がかかった苦い経験から顧問契約を締結。翌年、同種の代金トラブルが発生した際は、顧問弁護士がすぐに内容証明を送付。相手が交渉に応じ、訴訟に至らず解決した。 解決までの期間:ご相談から約1ヶ月
離婚 ・ 離婚協議
モラハラを理由に離婚。財産分与・養育費を取り決め、協議成立。
30代女性・左京区。長年にわたる精神的DV(モラハラ)に悩み相談。相手は離婚自体には応じたものの、財産分与と養育費の条件で折り合わなかった。弁護士が交渉を代理し、自宅不動産の財産分与と月額養育費を取り決めた離婚協議書を作成。公正証書化して強制執行にも備えた。 解決までの期間:ご相談から約3〜4ヶ月
離婚 ・ 離婚調停
相手が離婚を拒否。調停を経て、慰謝料込みで離婚成立。
40代女性・京都市内。夫の不貞が発覚し離婚を求めたが、夫が「やり直したい」として拒否。協議が進まないため離婚調停を申立て。調停委員を交えた話し合いの中で夫も離婚を受け入れ、慰謝料150万円・財産分与の取り決めとともに調停成立。 解決までの期間:ご相談から約6〜8ヶ月
離婚 ・ 婚姻費用分担
別居後、生活費が止まった。審判で婚姻費用を確保。
30代女性・左京区。夫のDVを機に子どもを連れて別居。しかし別居後から夫が生活費の送金を停止し、生活が困窮した。婚姻費用分担の調停を申立て、審判で月額の婚姻費用が確定。離婚成立まで毎月の支払いが義務付けられた。 解決までの期間:ご相談から約2〜3ヶ月
離婚 ・ 離婚協議
妻の不貞を理由に離婚。慰謝料・財産分与を取り決め解決。
40代男性・左京区。妻の不貞が発覚し離婚を決意。子どもは妻が引き取ることで合意したが、慰謝料の額と自宅不動産の財産分与について折り合わなかった。弁護士が交渉を代理し、慰謝料200万円・不動産の代償分割を取り決めた協議書を作成。公正証書化して養育費の支払いについても明確に定めた。 解決までの期間:ご相談から約3ヶ月
遺言 ・ 遺言書作成
「子どもたちに揉めてほしくない」。遺言書で、想いを形に残した。
70代男性・左京区。3人の子どもがいるが、長年世話をしてくれた長女に多めに残したいという希望があった。財産は自宅と預貯金のみだったが、口頭で伝えるだけでは後々もめると心配していた。公正証書遺言を作成し、遺言執行者として弁護士を指定。「これで安心して任せられる」と言って帰られた。 解決までの期間:ご相談から約1〜2ヶ月
遺言 ・ 遺言書作成・生前対策
子のいない夫婦。遺言書で、残された配偶者の老後を守った。
65歳女性・左京区。夫が先に亡くなった場合、法定相続では夫の兄弟姉妹に財産が渡る可能性があった。「夫が苦労して買った家を義兄弟には渡したくない」という思いから相談。公正証書遺言を作成し、自宅不動産の承継先と、残余財産の処分方針を明確化した。 解決までの期間:ご相談から約2ヶ月
遺産相続 ・ 遺産分割調停
父の遺言を、兄弟の反発から守った。
70代男性・左京区。数年前に妻(母)が亡くなった際の相続で、長男が少ない取り分に終わった経緯があった。父はそれを気にかけており、自分の相続では長男に多めに残したいと遺言書を作成していた。しかし父の死後、遺言の内容を知った兄弟姉妹が「長男だけ優遇するのはおかしい」と強く反発。弁護士が父の意思を丁寧に整理し、遺留分を踏まえた調整を行った結果、父の遺志に沿う形で調停が成立した。 解決までの期間:ご相談から約6〜8ヶ月
遺産相続 ・ 遺留分侵害額請求
遺言書には「全財産を兄へ」。でも、弟にも権利があった。
50代男性・京都市内。父が亡くなり、遺言書を開封すると「全財産を長男に相続させる」内容だった。次男として泣き寝入りしかけたところ、遺留分(法定相続分の半分)という権利の存在を知り相談。遺留分侵害額請求を行い、約700万円を受け取ることができた。 解決までの期間:ご相談から約4〜6ヶ月
遺産相続 ・ 相続放棄
亡くなった父に借金。3ヶ月の期限内に、相続放棄で家族を守った。
40代女性・左京区。父の死後、消費者金融からの督促状で借金の存在が発覚。「自分が払うことになるのか」と不安になり相談。財産と負債を調査した結果、負債超過と判明。家庭裁判所への相続放棄の申述を期限内に行い、支払義務を免れた。 解決までの期間:ご相談から約1ヶ月
遺産相続 ・ 遺産分割協議
不動産の評価額で対立した兄妹。弁護士が間に入り、協議成立。
50代女性・左京区。父が死去し、左京区の自宅(路線価ベース約4,000万円)の分割方法で兄と対立。兄は「売却して現金で分けたい」、妹は「思い出の家を守りたい」と譲らなかった。代償分割の提案と資金計画の整理により、妹が不動産を取得する形で協議が成立した。 解決までの期間:ご相談から約4ヶ月
遺産相続 ・ 遺産分割調停
連絡が取れない相続人がいて手続きが止まった。調停で解決。
60代男性・京都市内。母が死去したが、疎遠になっていた弟が連絡に応じず、協議が進まない状態が1年以上続いた。調停を申立てたことで弟も手続きに参加せざるを得なくなり、約6ヶ月で調停が成立。預貯金と不動産の分割が確定した。 解決までの期間:ご相談から約6ヶ月
遺産相続 ・ 遺言書の無効主張
「全財産を長男へ」という遺言書。形式の瑕疵を指摘し、無効に。
40代女性・左京区。父が残した自筆証書遺言に、日付の記載が不完全な箇所があった。「おかしい」と感じて相談。遺言書の形式要件を精査した結果、無効の主張が認められ、法定相続分どおりの遺産分割が実現した。 解決までの期間:ご相談から約8ヶ月
交通事故 ・ 示談交渉
複雑な過失割合の案件。弁護士が整理・交渉し、納得できる条件で解決。
40代男性・左京区。交差点での接触事故で、双方が「相手に非がある」と主張。過失割合をめぐる交渉が膠着状態になり相談。事故状況を詳細に整理し、客観的な根拠をもとに交渉を代理。依頼者にとって納得のいく条件で示談が成立した。 解決までの期間:ご相談から約6ヶ月
交通事故 ・ 後遺障害認定
事故後の後遺症について適切な等級が認定。逸失利益を含む賠償が実現。
30代女性・京都市内。追突事故により頸部・腰部に症状が残った。後遺障害等級の申請を弁護士がサポートし、医療記録の整備と意見書の取得を経て適切な等級が認定。逸失利益・慰謝料を含む賠償額で解決した。 解決までの期間:ご相談から約10ヶ月
交通事故 ・ 死亡事故
家族を亡くし、手続きが分からない状況で依頼。適切な賠償額で解決。
50代男性・左京区。配偶者が交通事故で死亡。悲しみの中、賠償の手続きをどう進めればよいか分からないまま時間が経過していた。弁護士が手続き全般を代理し、死亡慰謝料・逸失利益・葬儀費用を含む賠償が実現した。 解決までの期間:ご相談から約1年
費用の目安を試算する
解決までにかかる弁護士費用が、おおよそどのくらいになるか試算できます。いわゆる旧報酬基準をもとにした参考値です。
弁護士費用の目安を試算する
旧弁護士報酬基準をもとにした参考値です。金銭的な請求が発生する事件が対象のため、離婚や遺産分割協議については別途ご相談ください。実際の費用は事案の内容によって異なります。
離婚・遺産分割など、経済的利益の額で単純に計算できない事件の費用目安は、各分野のページに掲載しています。離婚の費用 → / 遺産相続の費用 →
よくあるご質問
裁判になったら、私も法廷に立つのですか
民事裁判は書面のやりとりが中心で、裁判所に行くのは主に弁護士です。ご本人の出席が必要になるのは、尋問(本人への質問)が行われる場合や、和解の意思確認など、限られた場面だけです。その際も、事前に何度も練習しますのでご安心ください。
途中で「もうやめたい」と思ったら、やめられますか
やめられます。交渉や調停は取り下げが可能ですし、訴訟も和解や取り下げで終えることができます。「始めたら最後まで戦うしかない」ということはありません。方針の変更は、いつでもご相談ください。
進捗はどのように報告してもらえますか
相手方から回答が届いたとき、裁判所の期日が終わったときなど、動きがあった節目ごとにご報告します。ご連絡はお電話・メール・LINEなど、ご希望の方法で行います。「今どうなっているんだろう」と不安なときは、いつでもお問い合わせください。
まず、話してみてください
道のりが見えても、最初の一歩はやはり勇気がいります。
その一歩を、私たちが隣で支えます。初回相談は無料です。まずはお気軽にご相談ください。
初回相談無料 / 平日 9:00〜17:00(土日祝 応相談) / オンライン・電話・来所
